タイミング

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タイミングはアスレチックの中核をなす: tickの動作の仕組みと、それを利用して速度を得る方法を理解することが、非常に重要なスキルになる。

基本的なタイミングは、Backward Momentumなどの、より高度な操作の基礎となる。

この基本的なタイミングに慣れることが、アスレチックの熟達には必要不可欠である。


ランダム性:

Minecraft内の物理はtickに基づいているため、タイミングに運が絡む事は避けられない。ほとんどのゲームもそれに似た固定ティックレートでの入力システムを使用しているため、それらにおいても入力のランダム性が発生する。入力を完璧に(正確に50ms間隔で)行うことでそういったランダム性を排除することができるとする見解も存在する; タイミングを訓練し体に覚え込ませ、その目標に近づくことは確かに可能だが、絶対に失敗することがないという域に達することはないだろう。

アスレチックにおける重要な戦略は、最も安定した結果が得られるタイミングを使用することである。

例えば、頭打ち1ブロック助走での非常にシンプルなタイミングは「ずらし」だが、これは猶予が1tickしかなく、また失敗した際にリカバリーもできない。より安定した操作に「逆ずらし」があり、これはより猶予が大きく、また失敗時にリカバリーするための時間も十分にある。


表記法:

  • ttickを表す。
  • WASDは操作キーを指す(W=前、A=左、S=後、D=右)。


特に言及がない限り、プレイヤーは常にダッシュしているものとする。


基本的なタイミング

名前(と別名 説明 注釈
0t(同時押しjam Wを長押し、同tickにジャンプ。 最も基本的なタイミングで、勢いをつけるために使用される。
1t(ずらしhh Wを長押し、1tick後にジャンプ。 hhは、このタイミングの最も一般的な使い道である、頭打ち(headhitter)ジャンプを指す。

助走距離がなくても使用できる。

2t Wを長押し、2tick後にジャンプ。 後ろ壁のはしごなど、極めて短い助走距離で使用される。
ジャンプ0t

(ジャンプ同時押し、jump jam)

ジャンプを長押し(天井が低ければ二度押し)

着地時からWを長押し。

通常の同時押しと同じジャンプ距離になる。
ジャンプ1t

a7hhjump 1tjump hh

ジャンプを長押し(天井が低ければ二度押し)

着地1tick前からWを長押し。

助走距離の少ない東西方向のサイドで使用される。

天井がない場合、Wを押すのはジャンプの11tick後。

-1t

(1t逆ずらしfast pessi hh)

ジャンプを長押し、

1tick後からWを長押し。

頭打ち1マス助走で特に使用され、短い助走でも使用できる。

厳密には、前の定義に従えば「ジャンプ11t」と呼ぶこともできるが、

明らかに良い表記法とは言えない。

-2t

(2t逆ずらしslow pessi hh)

ジャンプを長押し、

2tick後からWを長押し。

一番後ろから正面を向いて行えば、-1t/-2t/-3t全てで1マス助走の頭打ちを回避することができ、

頭打ちジャンプでの非常に安定した操作となる。

シフト同時押し

スニーク同時押しburst 0t
burst jamadv jam

スニークとWを長押し、

スニークを離すのと同tickにジャンプ。

ブロック縁でスニークしても速度がリセットされないため、

どれだけ長く前方にスニークしたかによってジャンプ距離が伸びる

(非常に早く収束する)。

通常、このタイミングよりもシフトずらしが使用される。

シフトずらし

スニークずらしburst 1t
burst hhadv hh

スニークとWを長押し、

スニークを離して1tick後にジャンプ。

助走距離がない場合に、ブロックの端から使用できる。

スニークと45° strafeを組み合わせることで、約41%速度が上昇する。

この操作と45°で、助走距離なしの3マス1上が可能。

1tディレイ 着地時、再度ジャンプする前に1tick走る。 即座にジャンプするよりも1tick走ったほうが良い一部のジャンプや、

助走によって即座にジャンプできない場合などに使用される。

Note: "semi-hh" refers to the use of jam or jump jam in cases where accidentally performing them one tick late (hh or jump hh) timing is not detrimental.


重要なタイミング

名前(別名) 説明 注釈
1マスバニホ

force momentumfmm

同時押しかジャンプ同時押しをダッシュせずに行う。

1tick後にダッシュキーを押し、ジャンプを長押し。

シンプルな1マス助走での操作として使用される。助走の一番後ろから開始する。

4マスなどのジャンプが簡単にでき、非常に安定する。

Carpet 4.5

c4.5

同時押しかジャンプ同時押しをダッシュせずに行う。

4tick後にダッシュキーを押し、再度ジャンプする前に1tick走る。

1マスバニホよりも複雑だが、より飛距離が出る。

名前はもともとの使用用途である1bm 4+0.4375を指す。


助走距離に応じて、ダッシュを押すタイミングを前後に調整できる。


  • 1bm 3+1は後ろから走る(7t)だけで可能。
  • 1bm 4bは、まずtapを1回(できれば4回)行ってからなら後ろから走る(7t)だけで可能。
  • 後ろ壁の1bm 4bは、まずtapを1回(できれば3回)行ってからなら後ろから走る(5t)だけで可能。
  • 2bmは、同時押しでは少し飛び越えてしまう。これを修正するには、約10°の角度でジャンプを開始すればよい。より高度な操作として、後ろにスニークをし、Sを3tick離し、スニークを離して前方に同時押しするというものがある(より距離が出るが、言うまでもなく安定性は低い)。
  • 2bc(別名「頭打ち」)下で速度を得るにあたっては、理想的なタイミングは3tickごとにジャンプキーを押すことである。天井の下にトラップドアが追加された場合(1.8125bcとなる)、ジャンプキーを2tickごとに押すことが理想となる(毎秒10回であり、安定して行うのは難しい)。